無料でホームページを公開できるサービスまとめ

ホームページを作るというと、レンタルサーバーを契約して、WordPressをインストールして、独自ドメインを設定して……というイメージがあるかもしれません。

もちろん、本格的に運用していくならWordPressやレンタルサーバーは今でも有力な選択肢です。

一方で、最近はサーバー契約なしでも、無料または低コストでホームページを公開できるサービスが増えています。

「まずは名刺代わりのページがほしい」
「イベント告知ページを作りたい」
「お店や活動内容を簡単にまとめたい」
「いきなり大きなサイトを作るのは不安」

そんな場合は、無料公開サービスを使って小さく始めるのも良い方法です。

この記事では、無料でホームページを公開できる主なサービスと、それぞれの特徴を紹介します。

目次

無料公開サービスは、どんな人に向いている?

無料で使えるホームページ作成サービスは、特に次のような人に向いています。

個人事業主
小さなお店
地域活動や団体
イベント主催者
ポートフォリオを作りたい人
まずは費用を抑えてWebページを持ちたい人

いきなり本格的なサイトを作るのではなく、まずは「活動内容をまとめる場所」を作る。
その後、必要に応じて独自ドメインを設定したり、WordPressへ移行したりすることもできます。

最初から大きな城を建てなくても、まずは案内板を立てるだけで十分な場合もあります。

Google Sites

Google Sitesは、Googleアカウントがあれば使えるホームページ作成サービスです。

Googleドキュメントやスライドに近い感覚で操作できるため、専門知識がなくてもページを作りやすいのが特徴です。

団体紹介、学校関係、地域活動、イベント案内、社内向け資料ページなどに向いています。

向いている用途

団体や活動の紹介ページ
イベント案内ページ
簡単な事業紹介
社内・チーム向けの情報共有ページ

メリット

無料で使いやすい
Googleアカウントがあれば始めやすい
共同編集がしやすい
操作がシンプル

注意点

デザインの自由度は高くありません。
ブログ機能や細かいSEO対策、HTMLやCSSの直接編集には不向きです。

「とりあえず情報をまとめる場所」としては便利ですが、集客を本格的に狙う営業サイトとしては少し物足りない場合があります。

Canva Websites

Canva Websitesは、Canvaで作ったデザインをそのままWebサイトとして公開できる機能です。

チラシやバナーを作る感覚で、ビジュアル重視の1ページサイトを作れるのが魅力です。

イベント告知、キャンペーンページ、サービス紹介、作品紹介などに向いています。

向いている用途

イベント告知ページ
キャンペーンページ
チラシ代わりのWebページ
ビジュアル重視のLP
作品紹介ページ

メリット

デザインを作りやすい
テンプレートが豊富
画像や文字の配置が直感的
見た目の印象を作りやすい

注意点

ブログ運用や細かいSEOにはあまり向いていません。
また、一般的なホームページとして長期的に育てていく場合は、WordPressなどの方が扱いやすいこともあります。

Canvaは「見た目を素早く整える」のが得意です。
イベント告知など、短期的に見せたいページにはかなり相性が良いサービスです。

Notion

Notionはメモやデータベース、ドキュメント管理に使われるサービスですが、作成したページをWeb上に公開することもできます。

文章中心のページを簡単に作れて、あとから編集しやすいのが特徴です。

プロフィール、サービス一覧、メニュー表、ポートフォリオ、資料ページなどに向いています。

向いている用途

プロフィールページ
サービス一覧
メニュー表
ポートフォリオ
資料ページ
活動報告ページ

メリット

更新が簡単
文章や情報を整理しやすい
公開までが早い
資料ページとして使いやすい

注意点

デザインの自由度は限られます。
また、本格的なSEOや独自のデザインを作り込みたい場合には不向きです。

Notionは「きれいな資料ページをそのまま公開する」ような使い方に向いています。
低コストで素早く公開したい場合には便利です。

Carrd

Carrdは、1ページサイトに特化したホームページ作成サービスです。

プロフィールページ、リンク集、名刺代わりのページ、シンプルなLPなどに向いています。

無料プランでもサイトを作成できますが、独自ドメインやフォームなど一部機能は有料プランが必要になります。

向いている用途

名刺代わりのページ
プロフィールサイト
リンク集
1ページLP
サービス紹介ページ

メリット

1ページサイトを作りやすい
シンプルで軽い
テンプレートが使いやすい
個人活動との相性が良い

注意点

複数ページのホームページやブログ運用には向いていません。
また、本格的に使う場合は有料プランを検討する必要があります。

小さく始める1ページサイトとしては、とても使いやすい選択肢です。

Wix

Wixは、初心者向けのホームページ作成サービスとして有名です。

テンプレートが豊富で、ドラッグ&ドロップ操作で見栄えの良いサイトを作ることができます。

無料プランでも公開できますが、Wixの広告表示や独自ドメインが使えないなどの制限があります。

向いている用途

小規模なホームページ
お店の紹介サイト
サービス紹介ページ
ポートフォリオ
個人サイト

メリット

テンプレートが豊富
操作が直感的
見た目の良いサイトを作りやすい
初心者でも始めやすい

注意点

無料プランでは広告が表示されます。
また、独自ドメインを使いたい場合や広告を外したい場合は、有料プランが必要です。

無料で試してみて、必要に応じて有料プランへ移行する使い方が現実的です。

WordPress.com

WordPress.comは、レンタルサーバーを契約しなくてもWordPressを使えるサービスです。

ブログ中心のサイトや、文章を継続的に発信したい人に向いています。

無料プランから始められますが、独自ドメイン、広告非表示、拡張機能の利用などには有料プランが必要になることがあります。

向いている用途

ブログ
コラムサイト
お知らせ更新
文章中心のホームページ
個人メディア

メリット

ブログ運用に向いている
WordPressの操作に慣れやすい
サーバー契約なしで始められる
継続発信しやすい

注意点

一般的な「自分でサーバーに入れるWordPress」とは少し違います。
自由度や拡張性を重視する場合は、レンタルサーバーにWordPressをインストールする方法の方が向いています。

「まずはブログを始めたい」という人には選択肢になります。

GitHub Pages

GitHub Pagesは、HTMLやCSSで作った静的サイトを無料で公開できるサービスです。

エンジニアやWeb制作に慣れている人向けの印象がありますが、シンプルなHTMLサイトを公開する場所としては便利です。

向いている用途

HTMLで作ったLP
ポートフォリオ
軽量なホームページ
技術系プロフィールサイト
静的サイト

メリット

無料で公開できる
独自ドメインにも対応できる
軽いHTMLサイトと相性が良い
広告が入りにくい

注意点

GitHubの操作に慣れていない人には少し難しく感じるかもしれません。
お客様自身が更新するサイトというより、制作者が管理するサイト向きです。

HTMLで作ったシンプルなLPを公開する場所としては有力です。

Netlify

Netlifyは、HTMLや静的サイトを無料で公開できるサービスです。

GitHubと連携して使うこともできますし、ファイルをアップロードして公開することもできます。

今回のような1ページLPや、軽いホームページを公開する場所として相性が良いサービスです。

向いている用途

HTMLの1ページLP
静的ホームページ
ポートフォリオ
サービス紹介ページ
軽量なWebサイト

メリット

無料プランでも実用的
表示が速い
独自ドメインやSSLにも対応しやすい
HTMLサイトとの相性が良い

注意点

WordPressのように管理画面から記事を更新する使い方には向いていません。
更新はHTMLファイルの修正やアップロードが必要になります。

制作者側が管理するシンプルなサイトには、とても使いやすい選択肢です。

Cloudflare Pages

Cloudflare Pagesも、HTMLや静的サイトを無料で公開できるサービスです。

無料枠が広く、独自ドメインやSSLにも対応しやすいのが特徴です。

向いている用途

HTMLサイト
LP
ポートフォリオ
軽量なサービスサイト
静的サイト

メリット

無料枠が強い
表示速度が速い
独自ドメイン運用と相性が良い
広告なしのサイトを作りやすい

注意点

管理画面やDNS設定など、初心者には少し難しく感じる部分があります。
Web制作に慣れている人が管理する場合には、とても便利です。

無料なのにかなり本格的に使えるサービスですが、最初の設定には少し知識が必要です。

目的別のおすすめ

無料公開サービスは、それぞれ得意分野が違います。

とにかく簡単に公開したい

Google Sites
Notion
Canva Websites

このあたりが向いています。

専門知識が少なくても扱いやすく、公開までのハードルが低いです。

見た目をきれいに作りたい

Canva Websites
Wix
Carrd

テンプレートを使って、見栄えの良いページを作りやすいサービスです。

名刺代わりの1ページサイトを作りたい

Carrd
Canva Websites
Notion
HTML+Netlify

個人事業主や小さなお店の入口ページとして使いやすい構成です。

HTMLで軽いサイトを公開したい

Netlify
Cloudflare Pages
GitHub Pages

広告なしで軽いサイトを作りたい場合に向いています。

ブログやお知らせを更新したい

WordPress.com
WordPress

継続的に記事を書いたり、お知らせを増やしたりする場合は、WordPress系が向いています。

無料サービスを使うときの注意点

無料で公開できるサービスは便利ですが、いくつか注意点もあります。

独自ドメインが使えない場合がある

無料プランでは、サービス側のURLになることがあります。

例として、サービス名が入ったURLや、ランダムな文字列が入ったURLになる場合があります。

本格的に事業用として使うなら、独自ドメインを使えるか確認しておくと安心です。

広告が表示される場合がある

Wixなど、一部の無料プランではサービス側の広告が表示されることがあります。

個人の試作用なら問題ありませんが、事業用サイトとして使う場合は印象に影響することがあります。

SEOに弱い場合がある

無料サービスの中には、細かいSEO設定がしにくいものもあります。

検索からの集客を重視するなら、WordPressやHTMLサイトの方が向いている場合があります。

デザインの自由度に差がある

NotionやGoogle Sitesは簡単に使える一方で、細かいデザイン調整には向いていません。

逆に、CanvaやWixは見た目を作りやすいですが、長期的なサイト運用には工夫が必要です。

サービス仕様が変わる可能性がある

無料プランの内容や公開条件は、サービス側の仕様変更で変わることがあります。

長く使うサイトほど、後から移行できるように考えておくと安心です。

まずは小さく公開するのも選択肢

ホームページは、最初から大きく作り込む必要はありません。

まずはNotionやGoogle Sites、Canvaなどで簡単なページを作る。
反応を見ながら、必要に応じてWordPressや独自ドメインのサイトへ育てていく。

そんな始め方も十分に現実的です。

「ホームページを持つ」というより、まずは「自分の活動を置いておく場所を作る」と考えると、ハードルはかなり下がります。

無料公開サービスは、その最初の一歩として便利な選択肢です。

まとめ

無料でホームページを公開できるサービスには、それぞれ特徴があります。

Google Sitesは、簡単な情報共有に向いています。
Canva Websitesは、見た目の良い告知ページに向いています。
Notionは、文章や情報を整理したページに向いています。
Carrdは、1ページの名刺サイトに向いています。
Wixは、初心者でも見栄えの良いサイトを作りやすいサービスです。
WordPress.comは、ブログ中心の運用に向いています。
GitHub Pages、Netlify、Cloudflare Pagesは、HTMLで作った軽いサイトを公開するのに向いています。

どれが正解というより、目的に合ったサービスを選ぶことが大切です。

まずは無料で小さく公開し、必要に応じて育てていく。
ホームページ作成は、そんな始め方でも十分です。

ご覧いただき、ありがとうございました

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